bitnami をローカル環境で使用していると、どうしても複数の WordPress をインストールしたくなる。
意外と簡単に出来たのでメモ。
すでに bitnami をインストールしているものとして進めます。
データベースの作成
phpMyadmin にアクセス
http://localhost:8080/phpmyadmin/
でもいいし
bitnami Application Manager にある上から2つ目のボタンからでも入れる
移動すると、ユーザー名とパスワードを聞かれるので
ユーザー名は root
パスワードは bitnami をインストール時 [setup] で設定したパスワード
上に並ぶメニューから [データベース] を選びデータベースを作成する
最初にインストールした bitnami 用の WordPress のデータベース名は
bitnami_wordpress という名前で作成されているので、この名前以外ならば何でもOK
(できれば bitnami_xxx は使用しないほうがわかりやすい)
今回は blog2 としてみる。
[作成] をクリックすると
新しい WordPress のインストール
https://ja.wordpress.org/ で最新版のWordPress をダウンロード
アプリケーションフォルダに
アプリケーション > wordpress-4.x.x-0
というフォルダが作成されているはず。
そのフォルダを辿って行くと
/Applications/wordpress-4.x.x-0/apps/wordpress/htdocs/
(ここにはすでに最初に作った WordPress のファイルが作成されている)
この htdocs に解凍した WordPressフォルダを移動させる。
この時フォルダ名を WordPress から他の名前に変更したほうがわかりやすいので、今回はデータベースと同じ blog2 にてみた。
そこまで準備が整ったら
http://localhost:8080/wordpress/blog2/
へ移動する。
そうすると、自動的に新しい WordPress のセットアップ画面へ移動するので
[さあ、始めましょう!] をクリック
データベースの設定画面に移動するので、詳細を入力。
1:blog2
2:root
3: [setup] で設定したパスワード
4:変更せず
5:変更せず
これでインストール完了。
phpMyAdmin へ再度行ってみると、新しいデータベースの中にテーブルが作成されている。
簡単でした。
テスト環境なので、何度でも作ったり消したりして、試せます。
さらに増やしたい場合も
Applications/wordpress-4.x.x-0/apps/wordpress/htdocs/
この場所に WordPress フォルダを入れて、新しいデータベースを作成するだけ。このあたりは XAMPP や MAMP と変わらないと思います。
パーマリンクの設定
blog1 と blog2 のパーマリンクの指定方法が同じ(インストールしたままの状態)だと blog2 の記事を表示しようとしたときに、blog1 の中で404エラーが表示される事があった。
パーマリンクをそれぞれ違うものにしたら問題は解消された。
色々考えればアタリマエのことかもしれないけど、今回は別々のものを指定したらエラーなく表示されたのでよしとする。